養蜂の神、我が家に降臨しました!
ジャーン!ジャーン!ジャーン!ジャーン!
カン!カン!カン!カン!カン!カン!
プワーン!プワーン!プワアアーン!プワアァァァーン!
ズドン!ズドン!ズドン!ズドーン!!
上から順番に、銅鑼、半鐘、ブブゼラ、大砲。
心の中でかき鳴らしてみました。
なんでって?
だって、
うちに二ホンミツバチがやってきたんですもの!!
ああ~、4年越しの希望が叶いました。重箱式巣箱を作ってもらって、敷地内をうろうろすること幾星霜(4年だけど)・・・。
今春、うちのセイヨウミツバチがなかなか分蜂せずに気をもんでいる中で、自然に待ち箱へと入ってくれてたんですね!在来種の二ホンミツバチが!!小さくて、おとなしく(セイヨウと比べてですが)、日本の四季に馴染み、オオスズメバチに対抗でき、ほぼノンケミカルで飼養できる二ホンミツバチが私は飼いたかったのです。敷地内の花々の蜜を吸いに、そしてセイヨウの採蜜をしていい匂いがする時など、お姿を拝見してはいたのです。去年はキンリョウヘンも導入し、私は誘致活動に血眼!しかし数十匹による巣箱内見があっただけで全群率いての入居には至りませんでした。
しかし!今年は待箱のentranceをおしゃれに改造!👆上記参照。これが人気上々で、我が家に設置した巣箱と、Kにゃん宅に置かせてもらった巣箱にも入ったので2群GET!その時の私の震えるような感動ときたら・・・蜂蜜の売り上げを蜂様のために全額つぎ込み、蜜源植物をせっせと植え、やたら広い敷地を除草剤も使わず頑張って草刈・剪定し、ミツバチが安心して暮らせる「蜂のアトリエ」作りに邁進してきたこの私!「養蜂の神は私の頑張りを見ていてくれたんだ!」「養蜂の神様(ギリシャ神話に存在する)、貴方の神殿を今すぐ建ててお祀りしたい!!」なんておもったりして(笑)。
二ホンミツバチとセイヨウミツバチとでは、同じ蜜蜂ながらも異なる点がたくさんあります。まずは見た目、二ホンは全体的に黒っぽく、黄色い縞が細ーく入ります((よくイラストで見るような黄色と黒のシマシマのミツバチは、セイヨウミツバチがモデルなんでしょう)。セイヨウは全体的に黄色っぽく、大きいのでよく目立ちます。また、二ホンは体も小柄な分身軽で、飛ぶスピードが速く感じます。花から花へ飛び交う時も目で追いきれません。
どちらも私にとってはかわいいし、両種育てていくつもり。でも、家畜➡管理すべきもの➡人工的な処置もせざるを得ない➡セイヨウミツバチだとしたら、もともと在来種で、野生で生きていける力もあり、極力人間の手を加えない飼育が可能な二ホンミツバチの飼育は私にとって理想的なのです。そして二ホンミツバチは数が減っているそうなので、うちに安住できる場所を作って、仲間を増やしてあげたいともおもっています。
セイヨウも二ホンも、それぞれ持つ酵素が違うらしいです。花蜜の主成分であるショ糖は、ミツバチの唾液に含まれる酵素のよってブドウ糖と果糖に分解されます(そして巣の中で、水分量20%ほどにされたものが蜂蜜となるわけです)。集める花々の蜜のお好みや採る時期等々様々な要因もあるでしょうが、この酵素の違いによる味の違いもどれほどあるのか?飼育の延長で知ることができれば嬉しいですね!